ヘラルト・ドウ 《老婦人読書》
ペーダー・セヴェリン・クロイヤー《読書 デッキチェアのマリー》(1893年)
Quando Agostino
Friedrich Frotzel 1929年
ジャン・エティエンヌ・リオタール《トルコ風のマリー・アデライード》(1753年)
フランク・ブラムリー
最近、読書を趣味とする79歳のオジサンと知り合いになった。
もう、かなり前から知ってはいたのだが、ここひと月前あたり、私の方から声をかけて親しく話すようになった。
古本屋で本を買うことはないらしいく、読むのは時代物ばかりで、あまり肩の凝るものは読まないと言っていたが、それでも読書は読書、毎日読んでいるので立派なものだ。
訊けば、区役所に並立しているジムとプールに通っていたらしいが、コロナの影響で閉鎖されているとか。
私は古本市の楽しみを教え、先方からはジムやプールに通って肉体強化の話を聞いた。
初めは少しきつそうだが、私も考えてみようかと思うようになったところで別れたが、だいたい毎日、同じ喫茶店で会うので年齢もだいぶ違うことだし友達というわけにはいかないが、長く付き合えそうな人なので声をかけて良かったと思っている。
故に今日は「読書をする女 Part.5」。
今日から私が詠む本は、その人に言わせると、
「えらい、ごっつい本やな」
「敗戦前日記」中野重治で647ページもある
読んでい全然面白くない、大丈夫かおい。