愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

星の王子さま アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ

 
いくら本読みと言っても名作総て読み尽くしたなどということはない。
却ってあまりにも有名過ぎると読んでない場合もある。
これなどはその典型的な例だ。
誰でも知っているこの本、てっきり童話の類かと思っていたが大きな間違いですね。
これ、意外に奥が深く、そんなに簡単な小説ではない。
一度読んだだけでは、その意味するところは上手く把握できないのではなかろうか。
 
「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」
 
この言葉などは、その典型だろう。
もちろん、意味するところは分かるが、まさかこんな哲学的なことが出てくるとは当初から予想していなかった。
他の人の感想を読むと、やはり「よく分からない」というのが多い。
それにしては有名過ぎる。
読み手のこちらに問題がありそうだ、故に何回となく再読している人もいる。
 

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