神戸空襲

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これは神戸の港湾都市に爆弾を投下しているのだろうか。

日付は分からないが、昭和20年になると終戦が一日延びるたびに何処かの都市が爆撃されているわけで、最早一刻の猶予もならない状態が続いていた。

絶対的国防圏たるサイパンが落ちた時点で、いずれこうなるのは分っていたこと。

勝負事は最後までやってみなければ分からないという考えも分かるが、国力の差は歴然、やはり勇気ある決断が望まれた。

敵の手は硫黄島、沖縄と迫ってくる中、東條内閣、小磯内閣、鈴木内閣、いや、3月10日の東京大空襲までに講和条約を結んで欲しかった。

当然、満州、または中国大陸からの全面撤退という条件もありえたと思うが、しかし、国土を焦土と化すよりはよっぽどいいと思う。

多くの人命と文化財の焼失、まったくやりきれない。

終戦工作はクーデターの可能性も伴うが、それを抑える強い力が欲しかった。

東條内閣が退陣した時に、小磯首相はもっとリーダーシップを発揮してほしかった。

悔やまれてならん。

 

 

『東海道刈谷驛』

恥ずかしながら、我が街を紹介するに、簡単明瞭で分かりやすい。

居酒屋、風俗、ラブホテル!

元より古本屋などは一軒もなく、唯一あった町の本やさんとCDショップは需要のなさから消し飛んでしまった。

以来、文化の空洞化現象著しく、上は知事、市長、区長と誰も振り向いてくれず、選挙があるたびに、

「より良い街づくりにして行こうではありませんか」

「改革を止めちゃダメなんです」

「みんなが幸せに暮らしていける街にしようではありませんか」

はいいが、「より良い街づくり」とはどういうことなのかさっぱり分からない。

まあ、そんなことはいい。

仕方なく、新刊本1冊ほどの交通費を使って古本屋街へ赴かなくてはならない。

そして昨日のこと、目指す古書店はたったの2軒。

手前のA店でいつもなら素通りの奥のショーウインドーを見ていたら何と、

あったー!

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右から16冊目、探し求めていた『東海道刈谷驛』、確かにある!

しかし、なぜショーウインドーの中に。

たかだか文庫本ではないか。

と思い、手前を見ると!

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えええ!合計43点を¥50,000.

¥50,000じゃと、いくら旺文社の文庫と雖も50,000円は高いかろうに。

つまりばら売りはないというわけか。

そうか、しかし内田百閒全巻揃い踏みとなると確かにそうお目にかかれるもんじゃない。

ああ・・・、折角見つけたと思ったら。

仕方なく他の書棚を見て歩く。

実は殿山泰司のエッセーを探しているのだが。

しかしどうだ、程なく天上近くの棚に内田百閒の単行本の存在を発見、すると...

あったーーー!

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あっ、あるではないかやったーーー!

いや、喜ぶのはまだ早い、文庫じゃなくてもいい、ね、値段は値段は。

なにぃーーー、¥4,500とは弥次さん喜多さんも驚く値ではないか。

この本はそんなに価値があるのか。

駄目だ、これ1冊のためにそんなに出せない、今回は諦めるか。

止む無くB店に赴きくまなく一巡したが、今日はさりとて、これといった物がなかった。

然し、店員が初っ端に見ていた辺りに何か補充していたので、今一度その辺りに戻って検索していると、今日は捕獲品ゼロかと思っていたら、結局これだけ見つけてしまった。

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やれやれだ!

 

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David Gates  ♬ Goodbye Girl


David Gates - Goodbye Girl (1978)

私が尊敬するアーティストのひとり、デビッド・ゲイツです。

もう、この曲がヒットしてから40年という長き日々が過ぎました。

常に過ぎ去った昔を懐かしめる曲、本当に『Goodbye Girl』そんなタイトルが胸に沁みるこの頃です。

はちみつ通り ベルナルド・ベッロット

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「はちみつ通り」の風景(ワルシャワ、1777年)

写真で撮ったような、この正確無比な描写、奥行といい影といい非の打ち所がない。

これほどの大作はどのように描かれるのか、一度、完成までの工程を間近で見ていたい。

サウンド・オブ・ミュージック 今は昔

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1965年公開の映画、ということは54年前!

これはいつの写真だろうか、ジュリー・アンドリュースの左に立つシャーミアン・カーは2016年に73歳で亡くなっている。

トラップ大佐は89歳になられるとか。

ジュリー・アンドリュースは83歳。

子役だった皆さんもお年を召したことでしょう。

懐かしい集合写真だったと思いますが、誰かが亡くなられるのは本当にやりきれないことですね。

 

 

 

世界の果て 中村文則

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どれもこれも暗い短編集だった。
あとがきに、
 
「世の中に明るく朗らかな小説だけしかなくなったら、それは絶望に似ているのではないかと個人的には思っている」
 
とあるが、作品に関しては賛否両論、私としては肌合いが良くない。
はっきり言えば、よく分からない。
幻想文学らしいが、どうもこの手のものは苦手だ。
何がいいのかさっぱり理解できない、読むのに苦痛を覚える。
予備知識がないものに関しては、たまにこういう外れくじを引いてしまう。
ただし、これを良とする人も居るので私の論評もあてにはならないことをお断り申しておく。
 
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レオポルド2世の蛮行

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アフリカ大陸中央部に位置するコンゴ民主共和国の紛争は、周辺数か国を巻き込みながら、第二次世界大戦後に起きている紛争としては、最多である540万人以上の死者を産みだしていることを知っているだろうか。

以前、ナイジェリア紛争では女性の乳房を生きたまま抉り取るなどという蛮行が行われていたが、このような暴挙を知るたびに国連の無力さを知り愕然とする。

歴史上、アフリカの動乱は至る所でレイプ、殺戮が横行し目に余る。

ルワンダの悲劇にしてもそうだ。

 

コンゴ旧宗主国はベルギーで、国王レオポルド2世は私利私欲に走り、空白地だったコンゴに目を付け、先住民の部族長と条約を結ぶなどコンゴ支配の既成事実化を進め、1884年ベルリン会議コンゴを私有地として統治することを列強から認められた。

これはコンゴがベルギーの植民地になったということではなく、レオポルド2世の私有地になったということを意味しているのだ。

 

然し、先住民を酷使して天然ゴムの生産増を図り、イギリス人などから先住民に対する残虐行為を批判され、1908年にはコンゴをベルギー国家へ委譲する事を余儀なくされてしまう。

その後、1960年にベルギーから独立してコンゴ共和国になるわけだが、アフリカ諸国お決まりの内戦へと発展していく。

上の写真は充分な生産力を上げられない労働者は罰として手首を切られていた。

こんなことがまかり通る時代、これはひとりベルギーに限ったことではない。

白人社会共通の驕りとエゴイズムに他ならない。

まったく大航海時代以来、アフリカ大陸の住民には同情する。