噺まくらをひとつ。音曲噺は、船遊亭扇橋という人を元祖とし、この人はもと奥平の家来で、常磐津兼太郎の弟子になり、若大夫という名を持っておりましたが、とうとう、文化六年に侍をやめて寄席へ出ました。噺も出来、なかなか唄もうまかったそうで、初代の…
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