《出番待ち》(1880-1882年) オルセー美術館
《桃色と緑色の踊り子》
《婦人帽子店》(1879-1886年)シカゴ美術館
《パリ、オペラ座のバレエ》(1877年) シカゴ美術館
《娘、エレナとカミラとの公爵夫人》
《浴盤》(1886年)
《リハーサル》
《首を拭く浴女》(1895-1898年)オルセー美術館
《花瓶の横に座っている女性》
《ローマの物乞い》(1857年)バーミンガム美術館
ドガの作品には室内風景を描いたものが多いのは、普仏戦争に国民衛兵として従軍した際、寒さで目をやられたために俗に『まぶしがり症』といわれる網膜の病気を患い、外に出ることがままならなかったことが関係しているらしい。
また、バレエを扱った作品が多く、楽屋、練習風景と一般人では出入りできない場所での場面を描いたものが多いのは、オペラ座の座席を年単位で購入する定期会員で、楽屋や稽古場に自由に立ち入ることが許されていたためだという。