本書は昭和33年、西条八十が66歳の時から書き始めた小品11編を収めた色懺悔のような本で、11人の女との情痴関係を告白形式で書き連ねたものだが、いやはや、西条先生は相当な艶福家であらせられる。 失礼ながら荷風も八十も、さして男前とは思えぬのが、今ま…
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