児玉誉士夫を知っているだろうか。
その昔、ロッキード事件が日本中を駆け巡った時、初めて児玉誉士夫と小佐野賢治なる人物を知った。
その後、児玉邸にセスナで突っ込んだ人がいて操縦士は即死したんだったか。
然し私がこの人物をもっと具体的に認識したのは、特攻の生みの親たる大西滝次郎中将が、終戦時、自邸で割腹した時に、おっとり刀で駆け付けたのが、佐官待遇だった児玉で、中将を親父と呼ぶ仲だった。
戦後は右翼の大物として君臨、笹川良一や岸信介などと名高い人物だ。
そこでだ、現在、読んでいる本の中に、その児玉の「芝草はふまれても―巣鴨戦犯の記録」 (1956年)名が出てきたので、早速「読みたい本」に登録してAmazonで価格を調べると、なな何と¥57,000-。
高すぎる。
今頃、児玉誉士夫を読む人もいないと思うが、それにしても!