キャシーの猫です。Water noooooo!。「やめて、水だけはやめて」「なに言ってるの、たまには洗わないと汚いでしょ」「汚くてもいいからやめて、ホントにやだ」「だめ、だめだめ」「いや~~~、かけないで」「いくわよ覚悟しなさい」「助けて。開けて~~」
「こぉの~~~、これが必殺跳び蹴りだ」「ウガッ」「参ったか」「参った!」
「ちょっと、何これ!」「お前を買ったんだよ」「買ったって、アンタが?」「そうだよ。アンタじゃないよ、今日からお前の主人なんだから」「ええ、でも、こんな袋に入れて帰るの」「そうさ、何しろお前は大きくなりすぎて買い手がつかないから半額でいいと言われてな、衝動買いなんだよ。入れる物がないから、これでお願いしますと言われたから仕方ないよ。とにかく家に着くまで心棒してくれ」「ええ~~~、こんな体勢で」「大きな声を出すんじゃない。ただでさえみんな見てるんだから」「なら早く帰ろうよ」「あと少し買い物したら帰るから」
「ねえ、悪いけど僕のも噛み砕いてくれないかな。これでは食べれないので」「ああいいよ。僕が少し食べたら分け与えるようにするから、ちょっと待ってね」「美味しそうだね」「うん、なかなかだよ」
「う~ん、何といい匂いなんだ。これはなんという食べ物なんだ。ねえママ、これ何」「おでんよ」「おでん」「そう、おでんよ」「これが僕の朝食!」「食べたいならいいわよ、食べて」「ホント、アナタに食べれるかしら」「食べようと思ったら食べれるよ」「じゃどうぞ」「はい、いただきま~す」
「あれ、ビリー、何処で拾ってきたの」「拾ってきたんじゃないよ。着いて来たんだよ」「ええ、駄目じゃないの。そんな勝手なことしたら」「駄目って仕方ないよ。着いてきたんだから」「バカだねお前は。何処かに親がいるとは思わなかったの」「見たけどいなかったよ」「違うって、どっかにエサを探しに行ってるんだよ。もう、親が探しに来る前に戻して来なさい」「それこそ危ないじゃないさ」「じゃ、どうするのよ」「このまま家に連れてってよ」「ダメよそんなこと、飼えないよ」「お願いだら」「もう、仕方ないわね。ホントに困ったは」