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【AB通信:オドロイター発】ロシア極東・北極圏開発公社の幹部の死

ロシア極東・北極圏開発公社の幹部だった実業家が、ウラジオストクで死亡しているのが見つかった。

ロシアでは実業家の不審死が相次いでいる。

死亡したのは極東・北極圏開発公社の航空産業担当マネージングディレクター、イバン・ペチョーリン氏。

同社の発表によると、12日に死亡が判明した。自殺や原因不明の事故で命を落としたロシアの大物実業家は今年1月以来、ペチョーリン氏で9人目。

そのうち6人はロシアのエネルギー大手2社の関係者だった。

この6人のうち4人は、ロシア国営エネルギー大手ガスプロムや子会社の関係者で、残る2人はロシアの民間石油・ガス最大手ルクオイルとつながりがあった。

ルクオイルは今年に入り、ロシアのウクライナでの戦争に対して異例の反対表明を行い、犠牲者への同情と紛争の終結を呼びかけていた。

ロシア国営タス通信によると、ルクオイルのラビル・マガノフ会長は9月初旬、モスクワ市内の病院の窓から転落して死亡した。

「この問題、以前からおかしいと思っているが、ロシアには何か特殊任務を行う組織があるのではないだろうか。どうも変だ」