愛に恋

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ダメオのアニマル・ラブ Part.9 

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「ねえねえ、じゃれ合うのはいいけどさ、何て言うかな、君たちまだ子供じゃない。パパとママはどうしたの。ねえねえ、知ってるでしょ。大きくなったらママみたいに大きくなるんだよ。僕よりもっと大きくね。そしたらさ、分かるかな。僕はさ、君たちのエサになってしまうかも知れないんだよ。だからさ、いまのうちに僕の顔をしっかり覚えて、将来ね、その・・・僕を食べないでほしいんだよ。それを約束してくれたら、毎日でも遊んであげるよ。ねえ、どうなのさ」「ウガァ」「ガォ」「おい、ホントに頼むよ」

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Hello、僕はここにいるよ、昨日までの哀しみ捨てて。君の淋しい瞳に鮮やかな色をつけるよ。

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見たことありますか。チベットのホワイトヤクという動物です。今度、飼おうと思っています。庭で充分飼育できると思います(笑)

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「これ、私からのプレゼント。アナタが本命なのよ」「なにこれ!」「なにこれって、見れば分るでしょ。お花よ」「お花!バレンタインデーのプレゼントっていうこと?」「そうよ、決まってるじゃないの」「ええ、だけど昔からバレンタインデーのプレゼントといったらどんぐりでしょ」「どんぐりなんてもう古いのよ。これを巣に持って帰って飾るのよ」「しかし・・・」「しかし何よ」「これ食べられないでしょ」「そういうせこい考えがアナタの一番ダメなところなのよ。もっとつましく凛々しく」「凛々しくね・・・。これでは痩せ細ってしまうな」

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「ねえねえ、何やってんの。それなに。ねえねってば。それなに。なんなの。見たこともないエサだけど。美味しそう。美味しそうだね。ねえ、ここ開けて。僕も欲しい。欲しいよ。ねえ、開けて、開けてよ。もう、開けてくれないと二足歩行になっちゃうから」

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「さあ、そろそろ返して頂戴。ママがそろそろ帰ってくる頃だから、 檻の中に入れておかないとね」「いや、返さない」「何言ってんのウータン。だだこねないで。パンジーも返して」「嫌だ」「もう、そんなこと言うと、今日の夕食はないわよ」「1食ぐらいなしでもいいよ」「ちょっと、スティーブ。来て頂戴」「なんだ、どうした」「ウータンとパンジーが返してくれないのよ」「おい、いい加減にしないか。どうしても返さないというなら、みんなを呼んで腕ずくでも返してもらうぞ。それでもいいのか」「・・・」「分ったなら、おとなしく返しなさい」

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何が「ネコの日」だ。サルの日はないのか、サルの日は。ええ、こっちはね人間の祖先なんだよ。ネコとサルのどっちが偉いと思っているんだ。まあいいや、こうやってな、どんどんバナナを持ってきてくれりゃ文句はねえんだよ。

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「ちょっとちょっと、そんなに沢山ないんだから。先ず半分食べさせてよ。ちょっと、もうー、じゃあ並んで。並んで並んで、慌てる小鳥は貰いが少ないって言うでしょ。あーもう面倒くさい。勝手にしろ」

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初めて車で外出した子猫。「おおー、なんだ、この広々とした緑の草原は。狭い部屋の中にいたから、外というものはこんなにも広いものだったとは思わなかった。僕チン、外で遊びたい。無限に広がる荒野。丘を越え行こうよ、口笛吹きつつ。 おんもへ遊びに行きた~~~い」

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「なに、何なの」「どうしたの」「見せてみせて」「に、肉だよ肉」「えー、肉!」「あー食べたい。お腹ペコペコだよ」「ウクライナ側は食料が不足しているのに」「ポーランドの犬は肉を食べているのか」「ちきしょー、ロシアの奴」「どうしたらいいんだ」「こっから向うへ行きたい」「このままでは飢え死にしちゃうよ」「助けて~~~!」