おはようございます。
最近は毎朝が薄ぼんやりした頭の状態で働きが鈍いです。
そこへ行くと子供時代の活動的で記憶力が良かった時代が懐かしい。
勉強嫌いな私は成績がいつもびりっけつでしたが、記憶力だけは抜群で歌謡曲やアニメソングなど、テレビで三回も聴けば、もう空で歌えたものでした。
それが今でも忘れず歌えるというから不思議です。
然し現在は何回聴いても覚えることが出来ない、低次元の薄ぼんやり男に成り下がってしまいました。
今朝の一枚はポーランドの画家でアントニ・ボラチンスキの《終わりのない物語》です。
比較的、非現実的なことが苦手な私は刑事や検察官のように実際に起きたことを追求する能力があっても、こと、イマジネーションとなると、これがからっきし駄目なんですね。
例えば映画ならどんなジャンルの物も見ますが、読書となるとノンフィクションや評伝好きで、あまりに荒唐無稽なものは受け付けません。
小学校の頃から図画工作を得意とせず、この世にないような物を生み出す頭の働きはサル以下で、徹底したリアリズム主義なんです。
キュビスムが苦手なのもその影響でしょう。
故に今回の作品を見ても分かるとおり、このような幻想的なものを描ける画家を羨んでいるのが実情かと思います。
ハッキリ言えば隣の芝生が緑に見えるわけで、我が家はというと、枯れ木も山の賑わいということでしょうか。