1960年
1964年
1975年
1975年
1975年
「ねえ、ロミーさん。貴女みたいな大人の女と付き合うにはどうしたらいいのですか」
「ねえ、ロミーさん。貴女みたいな大人の女と付き合うにはどうしたらいいのですか」
「アンタ、アタシが昔、アラン・ドロンと付き合っていたのは知ってるでしょ」
「はい」
「なら簡単じゃないの。彼みたいなセクシーで、女をムラムラさせればいいのよ」
「村々ね。あっ、ムラムラですか」
「そうよ。ムラムラよ。そうすれば大人の女なんか自然寄って来るものよ」
「そういうもんですかね」
「そうゆうもんよ」
「それなら私を見てムラムラしますか」
「あっ、ハハハハハハ。ちょっと笑わせないでよ」
「えっ、別に笑わせようなんて思ってませんが」
「アンタね、言っていいことと悪いことがあるのよ。悪い冗談はやめてよね」
「悪い冗談!」
「そうよ、悪い冗談よ」
「というと、ロミーさんから私を見たら、何の色気も感じないというわけですか」
「あたり前じゃないの。今、野良仕事から帰ってきたような顔してさ。どこがムラムラなのよ」
「そうですか。つまり顔を洗って出直して来いというわけですね」
「あっ、ハハハハハハ。そういう問題ではなくて、アンタ、悪いけどさ。顔を洗っても無理だと思うよ」
「私の気持ちはどう、、、」
「ありがとね。そのアンタの気持ちだけ頂いておくわ」