
《瀬戸内海 鞆の津》(1940年)

《石山寺の秋月》(1934年)

《森ケ崎海岸》(1930年頃)

《上野清水堂》(1940年)

《房州小港》(1930年)

《長雨》(1930年)

《長良川鵜飼》(1940年)

《弁慶橋》(1933年)


《柳橋》(1934年)
土屋光逸は明治三年の生まれなので、殆ど江戸の文化の名残りの中で育ったと言っても
いいでしょう。
車など無かった社会で生活するというのを一度体験してみたいものです。
浮世絵には、その時代が描かれ、失われてしまった美しい日本を見るようで、知らない時代なのに懐かしさを覚えます。
料亭からは音曲が聞こえ、川面には船頭が漕ぐ櫓の音。
芸子が道行き、蛇の目傘の親子。
私の曾祖父の時代ですね。