何なに、三重県の何処かの孤島でおおぴらに売春営業をしている島があるとな!
古書店でいきなり目に飛び込んで来た『売春島』、ホントか否(いな)。
帯にはこのように書かれている。
三重県志摩市東部の入り組んだ的矢湾に浮かぶ、人口わずか200人ほどの離島、周囲約7キロの小さな渡鹿野島を、人はそう呼ぶ。島内のあちこちにパブやスナックを隠れ蓑にした”置屋”と呼ばれる売春斡旋所が立ち並び、島民全ての生活が売春で成り立っているとされる、現代ニッポンの桃源郷。
よし、直ぐ行こう。
と言っても、その売春島の灯が今消えようとしているらしい。
一体、どんな島なのか好奇心旺盛な私としては、是非にも行ってみたい。
物の文献によると、江戸時代から瀬戸内海の舟が、風待ちのために当地で水などの補給、また、港々に女ありで遊女などが既に島にはいたらしい。
もっとも、一番栄えた時代はバブル期で、島のメイン通りは肩がぶつかり合うほどの盛況だったらしい。
それも束の間、バブル期が去ると同時に、島のイメージを刷新 レジャー施設を新たに作り、親子連れなどを呼び込もうとしたらしいが、長くは続かず、今は廃墟となったホテルなど寂れる一方の島は、再び活気を取り戻すことのないまま、現在を迎えている。
置屋も二件ほど残っているらしいが、若者は島を去り、ひとり取り残されるように静まり帰る孤島。
かつてのよすがを知るためにも、ここは一つ、イモトに行ってもらって現地レポートをお願いしたいところだ。
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