愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

滝田ゆう落語劇場 滝田ゆう

f:id:pione1:20191119095343j:plain

とにかく古書店田中小実昌殿山泰司滝田ゆうの本を見つけたら買わなければいけない。

必ず誰かが狙っている。

それほど人気が高いのだ。

今回神戸で見つけたこの本、落語を漫画で描くのはいいとして、あまりにも文字が小さすぎて読み辛い。

更にオチがよく分からないものもあった。

だが、この人の絵は真似することのできない、彼独特なもので戦前の玉ノ井を描いたら右に出る者がいない。

私の知らない時代の昭和であっても郷愁を感じる。

惜しまれるは空襲で、滝田さんは記憶だけを頼りに玉ノ井を描いたそうだが、大したものだ。

故にこの人の絵はどれをとっても楽しめる。

今後とも滝田買いを続けたいと思う。