黄色い顔あの木の根元まで忍び寄ってつぶされるのを防ごう英国ドラマの未来水爆弾チェッカーの場の百合高価なスリル雑誌ささやく結果この表面上気持ちいい散歩通風孔緑の箱婦人たち下品なことばつかいハンカチを口にあててあなたの名前は本に載ってました事業ニュースと天気予報あざができたり切り傷ができたり文章パーティ地帯線の下での爆発連中はイタリアで苦労してきた何かすばらしいものを見たと確信してラジエーターをパルテノンになぞらえてデザインすくんで統計ごまかしブロック投票もし原子の間にそうした親和性がないのであれば愛が出現するのは不可能「より高い」趣味なにか丸太にすわってまちがっていると思ったことに対して抗議かれの左肩に赤ん坊のムチ忘れられかけたできごととんでもない立場エラーのなりゆき布キャンプか法冠比喩的にふるえつつわれわれは何も忘れない。
と、どうでしょう!
この本には全く句読点がない。
さらには言葉の羅列で何を言っているのかさっぱり解らぬ。
一体全体、何のための本なのだろうか。
上梓されている以上は、それなりに認められている証だと思うのだが、こんな本は初めて読んだ。
どこを取って引用しても同じことで意味不明。
著者ドナルド・バーセルミをウィキで調べてみるに。
パロディやメタフィクションの技法を駆使しつつ、シュールな情景の中に現代の風俗や言葉の断片をコラージュ的に繋ぎ合わせてゆく彼の短編は当時の若者から支持され
本書は1970年の作品らしいが、つまりは前衛的なものということだろうか。
いや、ポストモダン文学というものらしい。
何れにしても、私の脳細胞は灰色ではないので着いていけない。