愛に恋

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薄恕一とタニマチ

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1867年1月24日(慶応2年12月19日) - 1956年(昭和31年) 11月7日)

大阪に谷町線という地下鉄が走っているが、途中に谷町四丁目という駅がある。
明治の頃か、この辺りに薄病院なる開業医が居たらしい。
院長、薄恕一(すすき じょいち)は病院内に土俵を設けるほどの好事家で、幕下力士を無断で治療したり、小遣いを与えたりしていた。


今日、相撲の後援者のことを「タニマチ」という名で呼んでいるが、その由来がこの病院のあった場所、即ち谷町に由来している。
最近、読んだ本で知ったが、昔から何故「タニマチ」というのか不思議に思っていたが、やっと溜飲が下がった思いだ。