愛に恋

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シュペー号の最後とその後

いつ頃だったかはっきり覚えてないが、凡そ40年ほど前のこと、こんな映画を見て内容に非常に興味を持った。

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史実に基づいた映画で調べてみると1957年1月16日公開とある。

イギリス巡洋艦3隻と交戦したシュペー号はウルグアイモンテビデオ港に損傷箇所修理のために立ち寄る。

修理には約2週間が必要と考えられたが、72時間以内の出港をウルグアイ政府より通告され、同地への抑留を禁じられたラングスドルフ艦長は、待ち構えるイギリス海軍と交戦することを諦め、自沈以外の選択を失い、自ら艦を爆破するというストーリーで、港には群衆が詰めかけ事の成り行きを見つめるとともに、全世界にラジオ中継が流れるという映画だったと思う。

実際の映像がある。


アドミラルグラーフシュペー自沈

 

ところがどうだ!

今日のニュースに驚いた、問題のアドミラル・グラーフ・シュペーに設置されていたブロンズ像が既に引き上げられ、売却して代金を政府と引き揚げチームで折半しなければならないとあるではないか。

ブロンズ像は発見以来、海軍の倉庫で保管され、今回、ウルグアイ裁判所は90日以内に売却を指示、オークションに掛けられれば、かなりの高値が付くものとみられる。

そりゃそうだろう、私も参加するか!

その前に倉庫を買わないとな(笑