愛に恋

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都風俗化粧伝 佐山半七丸

 
文化十年(1813)年に出版された『都風俗化粧伝』という本は上・中・下巻で、当時は大ベストセラーになったとか。
読み方は化粧、“けしょう”ではなく“けわい”と読む。
 
化粧だけではなく身嗜み全般を教えるもので、つまり立ち振る舞い、外股を治す方法から、帯の結び方、口臭の治し方など当時の女性には必須科目的なものが書かれていた。
 
・顔面
・手足
・髪
・化粧
・恰好
・容儀
・身嗜み
 
という項目に別れ逐一指南されている本と理解したらよかろうか。
 
・厚い唇を薄く見せる化粧法
・そばかすを治す薬の作り方
・短い首筋を長く見せる方法
 
中でも面白いのがこれ。
 
・皺をのばし、少女(むすめ)のように若やぐ薬の伝
 
猪(ブタ)の蹄(ひづめ)を米の研ぎ汁で煮詰め、寝る前に顔に塗る。
若やかなること少女(むすめ)のごとし。
 
江戸時代のコラーゲン・パックらしい。
う~ん、初めて聞いた!
しかし本当だろうか(笑
こんどやったみるか!?
 
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