これは現在のルーブル・グランド・ギャラリー。
しかし1940年、迫るドイツ軍のため引っ越しを余儀なくされた。
その結果がこの状態。
しかし、日本のように絨毯爆撃されていたら
ユベール・ロベールが描いたようなことになっていたかも知れない。
フェルメールに『手紙を書く婦人と召使』という作品があるが
2度も盗難に遭っている。
最初は1974年4月、武装組織IRAによって個人宅から強奪、2度目は12年後、
闇マーケットで売りさばくために盗まれたが名画は無事戻ってきた。
関係者はホッと胸を撫で下ろしたことだろう。
しかし、日本はどうだったか。
どれだけの文化財が焼失したことだろうか!
ブログで何度も書いてきたが、悔やんでも悔やみきれない。
本当に国宝、文化財の破壊や盗難は止めてほしい。
取り返しがつかないのだ。
心から願う。