エディット・ピアフという人は本当に若い才能を見出すのに長けた女性だった。
イヴ・モンタン、ジルベール・ベコー、ジョルジュ・ムスタキ、そしてシャルル・アズナブール。
昨夜、そのアズナブールの訃報を聞いて意外に思った。
おかしいな、先日、来日公演の広告を見たのに、果たして来日はしたのだろうか?
調べてみると、
94歳で亡くなったフランスを代表するシャンソン歌手、シャルル・アズナブールさんは、9月17日夜、東京・渋谷のNHKホールで歌声を披露していた。約2時間、途中で休憩したり飲み物を口にしたりすることもなく、張りのある声で伸びやかに歌い続けた。後半になるにつれて声のつやが増し、手が時折震える以外は、年齢を全く感じさせなかった。
94才で2時間!
素晴らしい、帰国後、体調を崩されたのだろうか。
してみると、アズナブール最後のコンサートを見られた方は本当にラッキーだった。
この人のヒット曲はどれも完成弩が高く、シャンソン界の至宝といってもいい。
長い間、ご苦労様でした。
久しぶりにピアフ、モンタンなどと語らい合って下さい。
今日の1曲は私の好きな『ISABELLE(イザベル)』
ご冥福を祈りたい。