愛に恋

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マーク・ボラン

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マーク、本当ならこの記事は昨日予定していたんだがね、急遽、変更してしまって悪いことをした。
日本でも昨日は有名女優が亡くなったり、若くして歌姫が引退したりで芸能部門は大騒ぎでね、それにたまたま伊藤野枝と君の命日が同じだというんで悪けど後にまわってもらったんだよ。
 
君が亡くなったのは1977年9月16日というから、もう41年も経ってしまったわけだ。
あの日、僕は見たんだよ、君の死亡欄をね、小さな記事だったけど驚いたよ、あまりにあっけないんで。
昔のことでよく覚えてないけど、君をはっきり認識したのは73年だったと思うよ。
あの頃、日本ではカーペンターズが流行っていたけど、僕はどちらのレコードも買ったんだ。
まったくジャンルの違う両者だけど本当によく聴いていたよ。
やっぱり若いころは音楽を集中的に聴かなければだめだね。
 
しかし君たちが切り開いたグラム・ロックというのはなかなか表現が難しいけど、なんかキラキラ輝いた音楽とでもいうのか確かにそれまでには無かったサウンドで若い私を魅了させるには充分だったよ。
知ってるかい、デビッド・ボウイもそちらに逝ったということを。
もう会ったかい、ここだけの話、僕はねデビットよりも君の方が好きだったんだよ、デビッドには内緒にしといてね。
 
しかし、僕たち一般人はやっぱりある程度は長生きしたいけど、アナタだち有名人は若死にするといつまでも若いままだから、或る一面では特だね。
ところでマーク、君は生前言っていたね!
 
僕は30歳まで生きられないだろう
 
その2週間前だったんだよ、君が逝ったのは。
予感通りだったわけだ。
だけど、いつも思うけど、これで本当に良かったの。
君は即死だったから考える暇もなかったろうけど、やっぱりこれじゃいけないよ。
もう少し生きないと。
そうだろう、手向けとして今日は僕が一番好きだった曲をかけるから久しぶりに聴いてくれよ。
そうそう、若い世代にもこの曲を伝えていかないとね、特に間奏が好きなんだ。
じゃあまた!