アレサ・フランクリンの死は昨日のNHK7時のニュースでも報じられていたように、その死の大きさを物語っているが、私の知りうる限り、大統領の追悼談話を聞くのはエルビスやジョーン・ウェイーンなどよっぽどアメリカ社会に影響を与えた人に限られている。
しかしそれ以後、エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、サミーデイビスjr、マイケル・ジャクソンと名だたる大物の死去に伴い、アメリカの偉大さを象徴するようなエンターティナーで誰が残っているのか、アレサに匹敵するような存在はと考えてみると、やはりバーブラ・ストライサンドではないだろうか。
奇しくも二人は同年生まれの76歳。
アレサ・フランクリン 1942年3月25日
バーブラ・ストライサンド 1942年4月24日
今更、バーバラの栄光をここで書いても仕方ないが、彼女はアメリカ・ショー・ビジネス界で最も成功した女性と言われるぐらいで、あらゆる賞を総なめしているばかりか、文民に贈られる最高位の大統領自由勲章を受章している。
まあとにかく、映画監督、女優、脚本家、製作、作曲、歌手、ミュージカルと如何なく才能を発揮し、こんな人は他にチャップリンぐらいしかいないだろう。
最近はさすがにお年を召して、その姿を見ることはなくなったが、今回のアレサの死を聞いてどのような感想を持っているのか興味深いところだ。
バーバラ、いつまでも元気でいてくださいね。
それではバーブラ・ストライサンドでWoman in Love。