時に外国文学というのは、いくら絶賛されていても、どうした訳か私には何ら響かないことが多々ある。
偏に、読み手の私の技量不足と諦めているのだが、今回の本、1968年に出版されるとたちまちベストセラーになり、翌年に映画化され、これまた大評判になったとあるのだが、何がそんなにいいのかさっぱり解らなかった。
ケスとは少年が鷹に付けた名前だが、表紙の写真、鷹を見る少年の瞳があまりのも純粋だったので読んでみたのだが思うように感動が得られなかった。
鷹を如何にして調教するか、その辺を重点的に書いて欲しかったというのが私の感想か。