愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨシフ・ブラース 

《チェーホフの肖像》、写真より絵の方が鮮明に本人を捉えてたりして!

ヴァシーリー・ヴェレシシャーギン 1842年10月26日-1904年4月13日 ロシア

《ボロジノのナポレオン》(1897年) 《戦争の結末》(1871年) 《勝者》(1868) 《敗者》(1868) 戦場をテーマとした作品を数多く、日露戦争で取材のため乗っていた戦艦ペトロパヴロフスクが機雷に接触して沈没。

無題

言葉なく 虫の音楽し 浸る夜 情熱は 残っているかと 耳を当て

ジュール・ルナールと言う名を聞いても思い浮かぶのは、小説『にんじん』ぐらいしかない。 中学生の頃、学校の図書館に行っては放課中に読んでいた本だ。 結局、完読出来なかったが。 そのルナールに『博物誌』という書がある。 昭和26年初版で訳者が岸田今…

ガーンジー島の読書会の秘密

『ガーンジー島の読書会の秘密』予告編 面白そうだな、これは観たいな!

マリリン・モンロー Part3

貴女を探して3千里、なかなか見つからないと思ったら朝鮮に行っていたのですか。 最近知ったのですが、季節は冬だったというじゃありませんか、このドレスは兵士のためのサービスですか。 まあ然し、何処を見渡しても男だらけ。 そうですよね、まだこの時代…

真理を悟るための虚構

芸術は、真理を悟るための、虚構である ピカソの名言らしい! 私みたいなボンクラには何を言っているのかよく解からない。 腰痛は 会社を休むための 言い逃れである これなら分かる(汗 『ゲルニカ』が名画であるということは理解出来る。 然し、どう名画な…

リズ 8回の結婚

リチャード・バートン 7番目の夫ジョン・ワーナー、1976年12月4日に結婚、1982年11月7日に離婚。 ねえ、貴女は何回結婚すれば気が済むのですか! この後、また結婚してますよね。 それだけじゃないはずです。 結婚こそしなかったものの、婚約だけで終わった…

われも雛罌粟

与謝野晶子と鉄幹です。 電車を1本やり過ごしてまで魅入ってしまう写真ですね。 櫂は三年櫓は三月なんて言いますが、二人は舟を漕ぐ人を見ているのだろうか。 鉄幹が亡くなったのは昭和10年の3月。 つまりそれ以前に撮られた写真ということになる。 85年ほ…

ニューヨーク 1948年の一枚

歌っているのはエラ フィッツ ジェラルド、それを聴いているデューク・エリントンと後方中央のベニー・グッドマン。 この写真のパネルを以前勤めていた会社の社長に見せられた時にはビックリした。 あまりに素晴らしい歴史的一枚のような気がして、暫く魅入…

野口五郎 ♬これが愛と言えるように 

youtu.be 五郎君、久しぶりに君の歌を聴いたよ。 これは新曲なのかい。 コメント欄を見ると、みんなが感動しているみたいだけど、ホント、いい曲だね! これなら今年のレコード大賞狙えるんじゃないか。 その勢いで紅白も出れるよ。 然し五郎君、以前より太…

女ひとり ミヤコ蝶々

『夫婦善哉』を調べてみると、1955年6月13日から1975年9月27日の長きに渡って朝日放送系列で放映され、テレビ放送が始まったのは1963年8月2日で、それ以前はラジオ放送だったらしい。 私が見ていた頃は小学生だったから60年代ということになるが『唄子・啓助…

ニコライ・フェーシン(1881-1955)リリアン・ギッシュ

《ロモラに扮するリリアン・ギッシュの肖像》 (1925年) リリアン・ギッシュという往年の女優を知っているだろうか。 晩年まで女優生活を続けたので或いは知っている方のいるやもしれぬが、1893年10月14日-1993年2月27日 (99歳)とほぼ一世紀を生きた女性で、…

もしこの世の中に 

もしこの世の中に 風にゆれる 「花」 がなかったら 人の心はもっと すさんでいたかもしれない もしこの世の中に 「色」 がなかったら人々の人生観まで 変わっていたかもしれないもしこの世の中に 「信じる」 ことがなかったら一日として 安心しては いられな…

ヴェルダンの戦い

1916年2月21日に始まった史上名高いヴェルダンの戦いはドイツ、フランス両軍合わせて700,000人以上の死傷者を出した、稀に見る激戦となった。 この写真は鉄兜から見るとドイツ軍側から撮っているようだが、かなり至近距離から手榴弾を投げているのか、まさか…

加藤道夫の死

マラリアと栄養失調により死線をさまよった劇作家加藤道夫は戦後「死について」でこのように書いている。 死の誘いは既に間近にあった。死ぬなどと云うことは至極簡単なことの様に思われた。唯、ちょっと気をゆるめればいい。精神が生への意志を放棄しさえす…

黒沢さんと俳優陣

左から黒澤明、志村喬、原節子、久我美子、森雅之、三船敏郎 存命なのは久我美子さんだけですね。 後ろはおそらく小学校の木造校舎。 昭和30年前後の写真だろうか、みなさんいい笑顔で。 こんな時代があったわけです。

Ennio Morricone  ♬Once upon a time in the West

さあ、今日も張り切っていってみようか! 最近、どうも食欲旺盛で困っている。 確かに読書、食欲は健康のバロメーター。 食欲は肉体的に読書は精神のバランスを計る上でも。 『七人の侍』では加藤大介が「走れなくなった時は死ぬ時だ」と戦の心得を百姓に説…

私は置き忘れて来た

『地上』で有名な天才作家、その後、発狂した島田清次郎の作と言われるものに以下のような詩がある。 銀座の裏に花を置き忘れて来た 緑のトランクはわたしの歓びを入れたまゝ ステヱシヨンに置いてある。 誰にも告げないで夜空に放った赤い風船は 今何処に流…

イリヤ・レーピン 1844年8月5日-1930年9月29日 

《水の下の王国のサトコ》(1876) 国立ロシア美術館 物語の中でサドコは、船上の人々の間でくじ引きを行ない、海に投身するよう選ばれている。この、聖書にみられるヨナの物語に由来するモチーフは、多くの文学に広まっている。とあるが、私には何のことか分…

眩 朝井まかて

盲目の娘を通して描かれた『阿蘭陀西鶴』、水戸天狗党の領袖武田耕雲斎の妻で、維新後「萩の舎」を主宰した中島歌子を主題にした『恋歌』、そして今回の『眩』は葛飾北斎の娘葛飾應為を扱っているのだが、この人の作品はどれも素晴らしい。 まるで江戸時代の…

スカーレット・ヨハンソン 1984年11月22日-

貴女さ、今結婚しているの? どうもよく分からないんだけど。 そうとう男好きでしょ。 どの写真も胸を強調したものばかり。 これはね、一種、罪というものですよ。 男連中は蜜を与えられないミツバチ同然で、そのうち干上がってしまいます。 まあ、それは貴…

二つの絵 小穴隆一をゲット

東京の古本屋で先日見つけた、とってもとっても大事な珍しい本が昨日届いた。 昭和31年1月30日発行の『二つの絵』、表紙は画家で芥川の友人だった著者の小穴隆一が描いた死せる芥川のスケッチ。 長年探していたが一度たりともお目にかかれなかったのを、ある…

中国の仙の橋

どういうこと! どうやって橋を架けた? ということは巨石の中に道を作ったということ。 世界ふしぎ発見じゃないけど、こういう所こそ是非行きたい。 ただ、ここに行くだけでいいから。

江湖

漱石の「我輩は猫である」の中に以下のような言葉が出てくる。 「無名の猫を友にして日月(じつげつ)を送る江湖の処士」 格調高い難しい言葉ですね。 江湖は「こうこ」と読む。 つまり川と湖のことで何れも中国の揚子江と洞庭湖のことを言っている。 ならば…

イヴァン・シーシキン 1832年1月25日-1898年3月20日 (66歳)

《イヴァン・シーシキンの肖像》 《モルドヴィーノワ夫人の森》(1891) 《カマ川遠望》 《カバの森の中の小川》 《樫林の雨》 《森の散歩道》 (1869年) 《正午、モスクワ郊外》(1869年)トレチャコフ美術館 《トウヒ林》(1870年代) 《黄金色の秋》 《ライ…

I Will Wait For You ニッキ・パロット

マスター 「今日あたり、かなり暑いな」 ダメオ 「いや、僕にはこのぐらいが丁度いいよ」 「お前は暑いのが好きだからな」 「熱いのも好きだよ」 「おお、それなら分かった。今日は暑くて熱い曲をかけるよ」 「いいね、行ってみよう」 Nicki Parrot - I Will…

尾を引きそうだ

沖縄県名護市の男(60)が28日、占有離脱物横領容疑で県警に逮捕された。自転車や遺失物を無断で自分のものにしたときに適用されることが多い容疑だが、今回は市内の男性が放し飼いにしていた首輪付きの雑種犬を自宅に連れ帰った疑い。署によると、飼い…

偕老同穴

松本清張の『文豪』を読むと以下のような美文に出くわす。 「逍遥夫妻の仲は睦まじかったと世間は見ている。庭前で老妻は箒を手にし、老父は楽焼き窯に薪をくべる写真や、夫婦揃って老柿の双樹と年齢を競うかの如くに一人は彳(たたず)み一人はかがむ微笑ま…

グロリア・グレアム 1923年11月28日-1981年10月5日 (57歳)

貴女、『素晴らしき哉、人生!』『十字砲火』『地上最大のショウ』等に出演しているそうですが、申し訳ないですが主役級じゃないので、あまりよく覚えてないのですよ。 でも魅力的でチャーミングな人でしたよね。 それに経歴を見ましたが4度の結婚と4人の子供…