《ポルトガルの女性》(1916年)ティッセン・ボルネミッサ美術館
《カラフルな交響曲》(1917年) パリ市立近代美術館
《エッフェル塔》(1926年頃)ハーシュホーン美術館
《ランナー》(1924年)トロワ近代美術館
《ジャン・メッツァンジェ》(1906年) ヒューストン美術館
《トリスタン・ツァラ》(1923年) ソフィア王妃芸術センター
《アンリ・ルソー》(1914年) ポンピドゥ・センター
《フィリップ・スーポー》(1922年9 ポンピドゥ・センター
《エッフェル塔》(1911年念)シカゴ美術館
ドローネーさん、はじめまして。
アナタ、フランス人の画家としては尤も早い時期に完全な抽象絵画を描いた人物の一人なんですってね。
然しね、私としてはどうして抽象絵画に興味を抱くようになるのか、その脳細胞が解りません。
私が求めるのはリアリズムですからね、写実主義ですよ。
アナタ方の頭の中は熱帯魚でも住んでいるのと思っていますね。
見た目は綺麗ですが、喰えない魚ですよ。
私ね、毒舌批評家で名の通っている、マルデ・ダメオといいますが聞いたことありませんか。
今じゃ美術界では異端児として嫌われ者なんです。
「あいつは見世物小屋も見るような気持ちで俺たちのことを、蔑んだ目で見やがる」とね。
とんでもない、私は皆さんを尊敬してますよ、ただ、好きか嫌いかを書いているだけです。
早く、書評がニューヨークタイムズに載らないかな。