《赤いエプロンドレスを着た子ども》(1897年)個人蔵
《朝食》(1901年)シュテーデル美術館
《ペロス・ギレックの水浴》(1909年頃)
《サクランボを持つノエルの肖像》(1899年)
《9月の夕方》(1891年)オルセー美術館
《イヴォンヌ・リロール》(1897年)オルセー美術館
《青いズボンの子ども》(1897年)オルセー美術館
ドニは、最も早く絵画の平面性に注目した画家の1人である。このことは、モダニスムの出発点であるともいえる。
1890年に発表した『新伝統主義の定義』という論文で、「絵画が、軍馬や裸婦や何らかの逸話である以前に、本質的に、ある順序で集められた色彩で覆われた平坦な表面であることを、思い起こすべきである」という有名な言葉を残している。 この絵画における平面性の追求はポンタヴェンで共に過ごしたゴーガンの綜合主義やセリジュエの抽象画からの影響がある一方で、ドニもその平面性を装飾性へと発展させていった。
1898年、ドニは芸術の源泉は画家の個性にあるという制作の理論を発表した。「芸術作品を創造するものは、画家の力であり、意思である。」と言っている。
モーリスの旦那、当ブログには初めてですね。
然しね、いきなりこんな難しい理論を持ち込まれても私は全然解りません。
ただ、手法がいろいろ違うのが私は良かばってんね。
特に《ミューズたち》というのが好きなんですが。
然し、同一人物が描いたとは思えないようなところがありますが、確かに全部貴方の作品なんですよね。