《アメリカン・ゴシック》 1930年
まさかモデルの写真を見るとは思わなかった!
確かに本人に違いない。
干し草用フォークを持っているので農夫だろう。
しかし、ここまでそっくりに描かれると嬉し恥ずかし絵は永遠で、得したような気持ちではないだろうか。
してみると中世の肖像画などは、写真のような出来栄えで、殆どの絵が生き写しのようなものなのだろうか。
然し、この人の絵は個性的というか、彼以外こんな絵は見たことがない。
私としては好きな作品ばかりだ。
《自画像》
《植樹の日》(1932年)
《完璧主義者》(1936年)デ・ヤング美術館
《日没近く》(1933年)スペンサー美術館
《アイオワのストーンシティ》(1930年)ジョスリン美術館
《アイオワ,ウエストブランチのハーバート・フーバーの出生地》(1931年)ミネアポリス美術館
《峠道の死》(1935年) フィゲ美術館
《青刈りとうもろこし》(1931年)シーダーラピッズ美術館
《干し草の刈り入れ》(1939年)
《センチメンタル・バラード》(1940年) ニューブリテン美術館