愛に恋

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渡辺錠太郎伝: 二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想 岩井 秀一郎

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月一で隣町の泌尿器科に通っているのだが、駅構内下にブック1stがある。

さほど大きな本屋ではないのだが、ノンフィクションコーナーの棚があり、行けば必ずといっていいほど、興味を引く本が毎月数冊はある。

ナイス店長!

今回の新刊本、こればかりはどうしても読まねばなるまい、また長い間、待ちわびていた渡辺大将の本なのだ。

尽きることのない私の趣味本は以下のようになるか。

1.幕末維新

2.開戦・終戦秘史

3.二・二六事件

4.大杉栄関連

5.太宰心中関連

6.歴史ノンフィクション

7.事件ノンフィクション

8.評伝・伝記

9.文学

10.絵画関連

といった感じだろうか。

然し、今回の本のような場合、昔から「労多くして益少なし」という例えどうり、著者には失礼だが全国で三千部も売れるだろうか。

以前からこの疑問が尽きないが、こういう本を書く人が居ないと私としては困る。

だが、余計なお世話とは思うが実入りが気になる。

まあそれはともかく二・二六で暗殺された渡辺大将の本は少ない。

殆ど見かけたことがない。

大将は愛知県小牧市の出身で、昔は何度も出かけたことのある地だっただけに、誰か書く人はないのかと思っていたら遂に出た。

隣の少女は大将の娘さんで、先ごろ亡くなった学校法人ノートルダム清心学園理事長の和子さんです。

機関銃で撃たれ殺害される場面を真横で見ていた。