私の探し方が悪いのか『慕情』が収録されたカーメン・キャバレロのアルバムは、なかなか見つからなかった。
タワレコは勿論、ジャズ専門のCD屋にも出向いたが一向に目的のアルバムに巡り会えない。
こうなったら意地でも見てけてやると、散々探し回ってやっとこさ見つけたアルバム。
この世紀の名曲は多くのアーティストによってカバーされているが、私のお気に入りはレターメンと、このピアノの詩人らしく繊細なタッチで聴き惚れる。
色々調べてみたが、キャバレロが初来日したのは62年。
その後、たびたび来日し74年に編曲家の森山賢一郎氏の編曲、指揮で録音されたのがこのバージョンだとか。
数ある『Love is a many splendored thing』の中でも屈指の編曲だろう!
本当に彼が録音してくれて良かった!