愛に恋

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メアリ・エレン・ウィルソン事件

ウィキによると、1874年4月ニューヨーク起きた当時8歳であったメアリ・エレンに養母のメアリー・マコーマック・コノリーが約6年に及ぶ虐待を行ったという事実が世間に出ることに至った事件。

メアリー・エレン・は義母と義父であったコノリー夫妻により虐待されていた。コノリー夫妻のもとでメアリー・エレンは夜間に庭に出る以外は外に出ることを許されず、牛革製の鞭で毎日叩かれ、体中と頭中にはあざと傷跡が絶えず、額にはハサミで殴られたことにより作られた大きな傷跡が残っていた。コノリー夫妻が住んでいた住居の大家であったビンハム夫人は、これを見かねて、ケースワーカーであったエタ・ウィーラーに相談した。エタ・ウィラーはその虐待についての調査を行い、アメリカ動物虐待防止協会の創始者であるヘンリー・バーグに報告をした。そしてヘンリー・バーグの呼びかけを受けた警察によりメアリー・エレンは保護され、事件は法廷に持ち込まれ、メアリー・エレンの義母であったコノリー夫人はメアリー・エレンに対する傷害罪の実刑判決を受け、一年間刑務所に送られた。

この事件がきっかけとなり児童虐待防止法が生まれたらししが、私の考えでは自分が悪いことをして親から叩かれるのは必要最小限度仕方ないと思っている。

事実、私は悪さばかりしていたので、父からはよく引っ叩かれたが、今現在、それを虐待とは思っていない。

ましてや最近、体罰の定義を巡ってお尻を叩くことまで虐待と言われてしまうと、親としては、話して効かせる以外手がない。

これは簡単な問題ではない。

然し、殺してしまうほどの躾というのは世に存在しないはず。

だが、親たちは躾だったと必ず言う。

あり得ない。

この子を見よ、6年間も虐待されてどれだけ辛かったことか。

可哀そうなんて一言で云えるものではない。

不憫、飢餓、孤独、恐怖、情緒不安定、子供にとって一番必要な両親の愛はどこにもない。

笑顔が失われた顔、然し、通報により助かったことは何よりだった。

虐待によって殺されていく子供たちの親、よく見るがいいこの顔を!

 

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