2019-09-17 悲しみは空の彼方に シネマを尋ねて 母アニーと娘サラジェーンの所謂、人種差別を扱った映画で、母親アニーは黒人、娘サラジェーンは白人との混血児で肌は白く、白人と変わらないのだが、母親が黒人であることをコンプレックスに思い、鏡で自分自身を見て「私は白人よ!」と必死に主張するサラジェーン。母親が黒人だと知った恋人から暴力を振るわれ、母親を見た職場の人間から解雇を言い渡されたりと、母娘との関係はますます悪化。人種差別という社会問題を背景に、迫りくる親子の悲劇を描いた感動的な作品で、確かに泣ける映画だった。 1959年アメリカ映画、ラナ・ターナー美人ですね。