愛に恋

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平成の終わり

ご容体が優れないとは総ての国民が知ってはいたが、やはりその日は来てしまった。

昭和64年1月7日、天皇崩御が発表され、突然の改元

以来、既に30余年。

あの日、まだ日本にはひとりも平成生まれなど居なかったが、今や右も左も平成だらけ。

その昔、三代といえば明治、大正、昭和と決まっていたもので、昭和生まれの私などは、下段の世代ということで、安心胡坐をかいていた。

それがどうだ、明日からの三代は昭和、平成、令和と昭和が上段に来る御代となってしまうのだ。

安穏としていられない胸騒ぎを覚える、陛下のお言葉だった。

 

陛下の育った戦時下と違い、私の世代は戦争のないのが当たり前、先日、陛下の言われた「平成の世に戦争がなくて本当に良かった」というお言葉、声を詰まらせながら仰る重みがこれほど実感として伝わったこともない。

日々、移りり替わる世界情勢の中になって、難しい舵取りの内憂外患を日本国は進んで行かなければならない。

天皇皇后両陛下の重圧も大変なことだろうが、願わくば、令和の時代も戦争なき平和な時代であってほしいと、国民の一人として切に願わずにはいられない。

さらには、安倍総理大臣が言われた皇室の一層の繁栄も心から願っている次第であります。

 

明日からは、令和生まれの子供が誕生する。

いやはや、昭和は遠くなりにけり。

もう二度と、こんな日が来ないことを祈る。

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