フランシス・レイが86歳で亡くなったそうだ。
昔はヘンリー・マンシーニと並んで本当によく聴き、映画音楽といえば他にミッシェル・ルグラン、ビクター・ヤング、エンニオ・モリコーネ、ニーノ・ロータなど10代の私を映画ロマンにいざなう先導者のような役割をしてくれた人だった。
あれは16歳の頃、『メルサ・チャーム・コーナー』というたった10分間の映画音楽専門のようなラジオ番組が深夜の11時前後だったと思うが、寝る前に、これを聴くのが当時の日課だった。
男性DJの方がさらりとストーリーを語り、そのサントラが流れる。
一時は、映画音楽を全部買い占めてやろうかというぐらいのハマりようだった。
その代表格ともいえるフランシス・レイの訃報、長い間、お疲れさまでした。
今日の1曲は1968年制作で私の好きな『個人教授』を、いや、ビックリですね50年も前の映画だとは。
主演女優のナタリー・ドロンはアラン・ドロンの奥さんですが、この色っぽくキツイ目力に少年の私がイチコロでした。
La Lecon Particuliere(個人教授)-Francis Lai