居眠り狂志郎の遅読の薦め

未だ休読日に至らず

東京バンドワゴン 小路幸也

 
東京バンドワゴン、何のことかと思いきや、古書店の名前だった。
親子4世代が住む昭和のホームドラマのような小説で当主の堀田貫一は御年79歳。
明治から続く3代目の古本屋のおやじ。
それにしても明治の御代に『東京バンドワゴン』という店名はハイカラすぎる。
 
寺内貫太郎一家』や『サザエさん』のような心温まるドラマで小さな事件が頻発し日常的ミステリーを元に繰り広げられる一家の団結力を見せつける誰が読んでも楽しめる内容。
悪人も暴力も登場しないストレスの溜まらない物語で是非お薦めしたい。
本作はシリーズ化されて2作目からは『シー・ラブズ・ユー』などビートルズの曲名をタイトルにしている。
現在までに8作刊行されているらが果たして全作読むかどうか悩ましい。
 
しかし大勢の家族が揃って茶の間に付く夕飯時というのは私の憧れで羨ましい。
堀田貫一曰く、
 
「世の森羅万象は書物の中にある」
 
確かに!

 

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