『七時間半』とは昭和35年当時、東京ー大阪間を七時間半で結ぶ豪華特急「ちどり」のことで物語は車内で起こる従業員や客とのラブコメディの顛末を道中七時間半をかけて作者が語っているような展開だが、解説には「昭和文学の隠れた逸品」などとかなり持ち上げているが果たしてそんなに面白いだろうか・・・?
私にはあまり深みのない典型的な大衆小説として、印象に残るものはないが他の皆さんの書評など読むと!
「面白かった」
「七時間半以内で読めた」
「一気に読めた」
「お薦め」
など好意的なものが多いが、どこがそんなに面白いのか疑問が残る。
まあ人それぞれということで・・・!
余談だが東京生まれの私はちょうどこの頃、つまり新幹線開通前の時期に東海地方に親戚が居た関係で父に連れられ「つばめ」だったか何だったか、とにかく長い時間をかけて名古屋、四日市に数回来たことがあるが、果たして名古屋までは6時間ぐらいだったのだろうか?
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