居眠り狂志郎の遅読の薦め

未だ休読日に至らず

凍える墓 ハンナ・ケント

 
作者は28歳のオーストラリア人女性、史実を基にアイスランド史上最後の死刑囚の実話らしい。
アイスランド小説なるものを初めて読んだが、日本人にはあまり馴染みのない国で、地名や人名など実に読み辛い。
例えば処刑された2人の囚人はフリドリンク・ジグルドソン(男)とアグネス・マグノスドウティル(女)
 
事件は北アイスランド、ヴァツネス半島にあったイルガスターディル農場でナタン・ケーティルソンとピエトル・ヨウンソンという人物が殺害され二人は逮捕される。
1828年3月13日から14日にかけての話しだが、当時アイスランドはまだ独立国ではなくデンマーク領だったらしい。
 
作者はかなり綿密に調査したらしく、その甲斐あって本作は数々の賞を受賞、近々、映画化もされるとか。
物語は読み手にはやや単調で死刑執行の当日まで監獄で過ごすのではなく土地の行政官の農場に住み込み、共に労働しながら罪人アグネスが牧師や行政官の家族に自らの体験を話し聞かせるというもの。
 
ところで、この時代の死刑執行は斧で首を切り落とすという凄惨なもので最後の死刑囚が彼ら二人だった。
一読する価値があるかどうか私には何とも言えぬが少し読み難いため、かなり時間がかる。
 
それにしても現在のアイスランドは人口33万で世界で一番平和な国だと先日テレビで聞いたが、33万とは、これまたえらく少ない。
寒そうな国だが物は試しに一度行ってみたいものだ。
 

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