居眠り狂志郎の遅読の薦め

未だ休読日に至らず

卍 谷崎潤一郎

 
この有名な本は昭和3年当時に書かれた小説らしいが、当時においてはレズビアンという概念はどのように庶民に受け止められていたのか、文学ではよく男色を扱ったものはあるが、女色という言葉があるのかないのか知らないが、その手の本を読んだこともなければレズビアンがどう訳されていたのかも知らない。
 
主人公の女性が先生なる人物に告白体形式で自分の経験を約200頁にわたって一方的に話し聞かせるというもので、全編関西弁で捲し立てるあたり、やや読むのに疲れる。
 
生々しい性描写などはないが、聞かされる先生なる人物もこれが実際のことなら、さぞや疲れるだろうというぐらい話しづめ。
いずれにしても、その内容からして当時にあっては衝撃的な小説ではなかったかと推察するのだが如何だろう。
谷崎の耽美主義とはこういうところに出ているのか?
 
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