小村雪岱随筆集

1990年8月、またしても中公文庫だが『日本橋檜物町』という小村雪岱の随筆集が出ている。
当然の如く絶版だろう。
最後の浮世絵師と言われた雪岱の珠玉の随筆集らしいが未だお目に掛かったことがない。
 
しかし、来年1月『小村雪岱随筆集』というのが刊行されるという。
新発掘の40篇を加えた、計70篇の随筆集らしいが価格が3780円!
高いな、どうしようか。
小村雪岱に興味を持ちだしたのはこの絵を見てから。
 

素晴らしい、まさに荷風が愛した江戸情緒の世界ではないか。
荷風はなぜ現代でも愛される文士なのか?
生涯、独身の割には無類の女好き。
しかし、稀にみる名文家。
さらに荷風が言うところのこの名言。
「失われてしまったものこそ美しい」
そういうことなんですね!
将にその通りなんです。
 
しかし、この絵は荷風の世界を描いているのではない。
泉鏡花の『日本橋』の挿絵。
だが、江戸の町風情とは斯様なものであったかと思うと荷風鏡花ならずとも見惚れる。
さてしかし、問題は本を買うかどうかなのだが書籍代も困ったものだ。
 

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