羊夢舎

 
 
古書店探訪に関しては以前から一つの疑問がある。
東京では古本街といえば神保町、大阪で焼肉といえば鶴橋と店が密集しているが大阪の古本街は梅田紀伊国屋書店横に数件の店がある程度で東京に比べたら物の数ではない。
 
そこで私の疑問だが、これまで関西地区の古本屋を訪ねてみると、本当にこんな所に店があるのと思わしめる場所に確かに、それも目立たなくポツンと一軒在るにはある。
昨日、この羊夢舎という古書店へ行って来た。
過去来店者のTwitterで知ったのだが調べるにホームページもなければTwitter、ブログの類、一切やってないようで休日さえ分からなかった。
専ら口コミのようだが、周辺はと見ると特段、何の変哲もない住宅街。
第一、商店すら見当たらない。
 
建物を見れば一目瞭然、煙草屋さんのような風情。
これで古本屋というから驚く。
御主人は至って感じのいい人で、私がガラガラとドアを開けると。
 
「いらっしゃいませ、どうぞごゆっくりして行って下さい」と極めて丁寧。
しかし、私の来店中、他の客は訪れず。
奥さんが帰宅したのみ。
古本屋にありがちなこの村八分のような現象。
実に違和感があり、これで採算が取れるのだろうかと聊か心配になる。
だが、この店の店内!
私の好きな講談社文芸文庫や中公文庫など読書家に好まれるような本が満載。
 
客も私一人とあってお言葉に甘えじっくり見させてもらった。
で、何を買ったのか、こういう瞬間が一番楽しい。
殆どが絶版本とあって私は集中力を最大限結集する。
先日、眼科で目の疲れを指摘されたばかりだが、てぇやんでぇ、こっちとらぁね江戸っ子だよ(笑
さて、まずはこれから!
 
 
      徳田秋声、この人の私小説はこれから機会ある毎に読んでみたいと思っている。 
 
 
          勝子夫人の生涯というのはこれまで読んだことがないのでこの際。
 

  仇討ち当日に加わらなかった48人目の侍がいるとは聞いたことがあったが詳しく知りたい。
 

          所謂、九軍神というが10人目の軍神になれなかった人の話しだろうか?
 

          果たしてヒトラーは同性愛者だったのか、そういう話しかな?
 

          出家する前の瀬戸内晴美とは如何なる女性だったのか興味が尽きない。
 
 
そして今回、最大の収穫はこれ。
「巡廻美術展協会」つまり移動派のレーピンが描いた、この有名な『ヴォルガの舟曳き
それを何とイリア・レーピンその人が書いた本があると聞いてビックリ。
かなりの分量だが、さすがに中公文庫!
だいたい中公文庫は名著を絶版し過ぎるんだよまったく。
しかし、今日は大漁大漁!
だがお蔭で籍読本が満載。
読み終わるのはいつだ!
 
羊夢舎の御主人さん、本日はありがとうございました。
我が沿線から220円で行けますので、また品替えした頃を見計らって行きますね。
御夫婦共々御身体お大事に。
では、また!
 

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