居眠り狂志郎の遅読の薦め

喰う寝る読むだけの素浪人です

切断—ブラック・ダリア殺人事件の真実 ジョン・ギルモア

 
 この事件に関しては映画化もされているらしいが私は見てない。
通称、ブラック・ダリア事件とは1947年1月15日、ロサンジェルスで女優志望のエリザベス・ショート(22)が激しい拷問の末、腰の辺りから胴体を真っ二つ切断、血を抜かれ、両脚を大きく広げたまま、空き地に放置された猟奇的殺人で、当時、全米を震撼させた犯罪史上最もおぞましい事件と記録されているが現在に至るも犯人は検挙されず未解決のままだという。
 
第一発見者の主婦は、3歳の子供を乳母車に乗せ靴修理屋に行く途中、マネキンが転がっているのかと錯覚、トラックから落ちたはずみで胴体が外れ、誰かが道の脇に放置したのだろうと。
ところで、この本の巻頭に切断された遺体を注視している刑事の写真が掲載されているが私なら到底、至近距離で見ることなど出来ない生々しいものだ。
 
第二の犠牲者はジョゼット・バウアドーフなる女性で両事件とも警察は同一犯の仕業と断定している。
因みにエリザベス・ショートは色白でかなりの美人だが停職には就かず、もっぱら男性からの援助で生活、だが娼婦だったかどうかは判明せず。
記録によるとヴァギナが未発達とあるが、これは通常の性行為が出来なかったと解釈したらいいのか?。
 
ブラック・ダリアとは彼女の俗名でアラン・ラッド主演映画『ブルー・ダリア』の別称らしく普段、黒の衣装ばかり着ていたことに由来する。
ジョゼット・バウアドーフの方は明らかにレイプ殺人で浴槽に浮かんでいるところを発見された。
序にエリザベス・ショートの遺体損壊状況を記録に留めておく。
 
胴体はウェストで真っ二つ。
体中に複数の切り傷と打撲の青痣あり。
左腿は大きく三角形に抉られ手足にロープをかけられた痣あり。
拷問は数日続いたと思われる。
両頬が切り裂かれ、性器の上と左乳房に切り傷あり。
 
実は有力容疑者としてアーノルド・スミスという人物が浮上しているが、本人は逮捕前に宿泊先のホテル火災で焼死。
故に事件の全貌は解明されることなく今日に至る。
 
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