以前泊まった藤沢の宿で貰ったマップに明治以降、如何に多くの著名人がこの辺り一帯に別荘、または家屋敷を構えていたか、その多さを知って驚いた。
この本は茅ヶ崎在住の女性が書き集めたものを一冊の本として上梓したものだが、おこがましいとは思いながら、些か私と感性が似た方だと思わずにはいられない。
ところで、明治以降、何ゆえこの辺りが文化人の保養地になったのかよく知らない。
結核療養の地、または風光明媚な場所として適していたということだろうか。
温泉地としての湯河原もほど近く、都会育ちの私としては憧れの地と言ってもいい。
ただ、雨嫌いな私としてはアーケード街がないのが難点。
しかし、余暇を踏みつぶしながらこの本に載っている名所旧跡を探索するのも一考。
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