愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

「ムーンライト・セレナーデ」 うん、運のつきってぇ奴さ

例の大麻の件で勝新太郎がハワイから戻り小菅の拘置所に入れられた時のことを勝はこう語っている。「今までの自分を自分で見て、その自分のいい所を出す場所さ。まぁ、あんないい所はないな。ただ、部屋の鍵を外から掛けるてぇのが、ちょっと気になったけど…

エヴァ・ガードナー Part.11 

1945 1953 1945 エヴァさん、アナタの伝記を読みましたよ。 いや、ますますアナタに惚れ直しました。 私はシナトラより魅力的なおとこですよ。 一度会ってくれれば私の言ったことが嘘でないことが分かります。 私がそっちに行ってもいいし、アナタがこちらに…

パブロ・ピカソ Part.9 

《アブサンを飲む人》(1903年) 《青い裸体》(1902年) 《黄色い帽子の女性 (ジャクリーン) 》(1961年) 《カラスを持つ女性》(1904年) 《友情》 《ラガッツォ・コン・ラ・ピパ》 《The Couple》 《イザベラ女王》 《La flûte de Pan (パンのパイプ)》 …

「ムーンライト・セレナーデ」 タヒチのゴーギャン

以前、ゴーギャンを嫌っていた彼女がいた。つまりは作品云々というより彼の人間性を問題視していたようだ。ロリータ趣味で、初めての現地妻が13歳のテフラ、その後妊娠したが死産だった。日本でいうなら中学1年ではないか。併しこの次期に瑞々しい作品を残し…

ミラ・ジョヴォヴィッチ Part.7 

ミラさん、女性と書いて大胆と読む、アナタにかかればヌードなんて朝飯前ですね。全裸で食事を作り、全裸で食べ、全裸で庭を散歩し、全裸で出かける、まあそれはないか。いずれにしても魅力的なアナタは私と付き合うしかないですよ。アナタみたいな肉食系を…

フィンセント・ファン・ゴッホ Part.50  

《麦わら帽子のある静物 (黄色い麦藁帽子のある静物)》(1881年頃) クレラー=ミュラー美術館 《昼 仕事の間の休息(ミレーを模して)》(1890年) オルセー美術館 《青空は飽きない》 《精神病院の敷地》 《静物 ハイビスカスのある花瓶》(1890年) フ…

「ムーンライト・セレナーデ」 今後の世界情勢は本当に目が離せない

現在、こうしている間もウクライナやガザで人が死んでいる。ガザでは33000人のパレスチナ人、イスラエル兵も1200人ほど死んでいる。ましてや独ソ戦の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。レニングラード包囲戦では、たったひと冬で100万人以上の市民が餓死、凍死し…

リアーナ Part.4 

2019 2019 2014 2020 2014 2015 リアーナさん、あまりアナタの歌は聴きませんね。併しアナタの眼力は強いですね。 ちょっと日本人にはきつ過ぎます。 ワイルドで肉食系ですよね、喰われてしまうような印象ですが、どんな人なのか一度お話させてください。

マルク・シャガール Part.6 

《レーヴ・ファミリエ》(1973年) 《デテの歌》 《赤い太陽》 《夜のカーニバル》 《青いヴァイオリニスト》(1947年) 《サン・ポールのライラックの花束》(1978年) 《家族》(1971年) 《レ・ザムルー》(1928年) 《愛と幻想のメイン・ダン・ラ・メイ…

土方歳三のものとされる遺髪

幕末に新選組副長を務めた土方歳三のものとされる遺髪が、東京都日野市日野本町2丁目の「佐藤彦五郎新選組資料館」で初公開されている。公開は29日までの日曜・祝日のみ。歳三は旧幕府軍と新政府軍による北海道の「箱館戦争」に臨み、函館市内で銃弾に倒れた…

「ムーンライト・セレナーデ」 日本の新生に先駆けて散る。

戦艦大和出陣の夜、つまり79年前の昨夜だ。最後の酒宴を行っていた海兵出身の若手士官と学徒出身の若手予備士官との間で、菊水作戦の意義に付いて激しく論争となった。「戦死する事は軍人としての誇りである」と主張する海兵出身者と「無駄死にである。死ぬ…

マリリン・モンロー Part.57 

1952 1957 1953 美人だから写真写りがいいのか、写真写りがいいから美人なのか、そんなことはどうでもいいのです。可愛いマリリンさん、アナタを追いかけて3000里、こうなったら何処までも行きますよ、アナタがある限り私は諦めません。これまで570枚もの写…

ジュール・バスティアン=ルパージュ 1848年11月1日 - 1884 年12月10日 

自画像 《薪集め》(1881年) ミルウォーキー美術館 《サラ・ベルナール》(1879年)カリフォルニア・リージョン・オブ・オーナー美術館 《ジャガイモの収穫》 (1877年) ビクトリア国立美術館 《ジャンヌ・ダルク》(1882年) メトロポリタン美術館 《ディオ…

大和、最後の雄姿

79年前の今日。1945年4月7日,沖縄に向けて航海中,アメリカ軍艦載機の攻撃を受ける戦艦「大和」。14:20過ぎに沈没する。大和、最後の雄姿です、乗務員3332名のうち、生き残った者は276名。まったく意味のない特攻作戦でした。日本人としてはやりきれない哀…

「ムーンライト・セレナーデ」 至福の微糖

歴史家はたくさんのピースが欠けたジグソーパズルをやっていて、埋まらない部分はどこかから探し出せない限り放置しておかなければならない。小説家は埋まらない部分を自分で思い描いたピースで自由に埋めることができる。歴史家はひたすら失われたピースを…

ミレーヌ・ドモンジョ Part.3 

ミレーヌさん、アナタ、懐かしい女優さんですね。 しかし先年亡くなったんですか、残念です。 亡くなる前にお会いしたかったな。 日本にも来たことあるんですから、その時にでも、会ってでもいたら。 お悔やみ申し上げます。

読書をする女 part.35

アレクサンドル・デイネカ 《本を持つ少女》(1934年) Anne Ancher André Fontaine Fille lisant Martine Johanna Robert Emile Stubner やはり絵画では男性より女性がいいですね。

「ムーンライト・セレナーデ」 教育勅語

日本国民たるものは「父に孝に兄弟に友に夫婦相和して朋友相信じ恭倹己をれを持し博愛衆に及ぼして学を修め業を習い以て知能を啓発し徳器を成就」しなければならないと1890年10月30日に公布された教育勅語にはある。教育勅語を全面的に礼賛するわけではない…

大谷翔平の力感あふれるホームランショット 

ドジャース専属カメラマンのジョン・スーフー氏は、自身のSNSで“A Swing of Beauty”と題し、大谷が振り切った一枚を紹介。口元からは完全に息を止めている様子がわかり、ありったけの力を込めてスイング。打球速度170キロ、飛距離131…

エマ・ストーン  Part.12 

2019 2014 エマさん、私思うんですけど、アナタたちハリウッド女優には二つの常識があると。 まずストッキングは穿かない、そしてヌードはあたりまえ。 女優たるもの裸になるぐらい出来なければ失格。 あたりまえですよね、私の妻や恋人が女優なら何とも思い…

フィリップ・デ・ラスロー 1869年4月30日 - 1937年11月22日 

フィリップ・デ・ラスロー 《ミセス・ヘレネ・キルワン=テイラーの肖像》(1935年) 《ジョージ・オウエン・サンディス夫人》(1915年) 《ミュンヘンのホーフブロイハウスにて》ハンガリー国立美術館 《ウェシェルマン・イグナーツの肖像》ハンガリー国立博物館…

『人生と運命』(全3巻)ワシーリー・グロスマン著 齋藤紘一訳 

20世紀ロシア文学の最高峰。第二次世界大戦で最大の激闘、スターリングラード攻防戦を舞台に、物理学者一家をめぐって展開する叙事詩的歴史小説(全三部)。兵士・科学者・農民・捕虜・聖職者・革命家などの架空人物、ヒトラー、スターリン、アイヒマン、独軍…

「ムーンライト・セレナーデ」 ショウヘイ・オオタニ

世界的に名の知られた歴史的有名人と言われれば誰か。日本人では先ず東郷元帥、山本五十六、黒澤明、三船敏郎、小澤征爾が思い浮かぶ。文化勲章者や国民栄誉賞受賞者だけでは世界的とは言わない。アメリカにはキリがないほど存在する。フランシス・コッポラ…

ダンテ その生涯 アレッサンドロ・バルベーロ

詩人、騎士、政治家、外交使節、流浪の食客……。ダンテとは、いったい何者だったのか?イタリアを代表する歴史家が、中世という激動の時代を生きたダンテの人生を徹底的に分析した一級評伝。イタリア最大の詩人ダンテ。地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から…

フェリックス・ヴァロットン Part.5 

《白と黄色の日没》 《嘘》 《霧に覆われたオンフルール》(1911年)ナンシー美術館 《オンフルールとセーヌ湾》(1910年) 《日没》(1913年)個人蔵 《菊と紅葉》(1922年) 個人蔵 《Oignons et soupière》(1925年) 《ワルツ》 《赤い部屋 エトルタ》(…

妄想仏像見学会 part.20

『妄想仏像見学会百九十一回』は【奈良・興福寺東金堂/十二神将立像(1207年)】です。 『妄想仏像見学会百九十二回』は【奈良・興福寺/千手観音立像(~1229年)】です。 『妄想仏像見学会百九十三回』は【大阪・葛井寺/千手観音菩薩坐像(8世紀中頃)】です。国…

「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です 福島安正少佐

ポーランドに初めて訪れた日本人は、福島安正少佐だが記録を見ると、明治25年2月、ベルリンからウラジオストクまでを単騎馬で横断する途中ポーランドを通過した。帰国に際し、冒険旅行という口実でシベリア単騎行を行い、ポーランドからロシアのペテルブルク…

カトリーヌ・ドヌーヴ Part.11 

1961. カトリーヌさん、アナタ本当に魅力的な人ですね。なんか傍にいるだけで引き込まれそうな幅広い魅力を感じます。 時に髪の毛が乱れた姿なんか色香も感じます。 お近づきになってもっともっとアナタを知りたい。 それを叶えるにはどうしたらいいのですか…

土屋光逸 Part.3  

《矢橋の帰船帆》(1933年) 《上野不忍池》(1939年) 《四谷荒木横町》(1935年) 《高輪泉岳寺》(1933年) 《雪の堅田浮見堂》 1934年 《東京風景 弁慶橋》 (1933年) 《京都二条城》(1933年) 《東京風景 上野公園》《20世紀》 《明石の浜》 《夏の月…

「ムーンライト・セレナーデ」 人はその人を知る人がいる限り生き続ける

私の祖父を知る人は今の世にひとりしかいなくなった。年の離れた従姉である。私の父を知る人は、私以外では3人しかいない。年上の従姉2人と年下の従妹ひとりである。祖父の生きた明治、大正、昭和。父の生きた大正、昭和。そして私が生きる昭和、平成、令和…