居眠り狂志郎の遅読の薦め

未だ休読日に至らず

絵画・彫刻

レオン・スピリアールト

本日、2回目の投稿 美術評論家の坂崎乙郎という人は絵画と精神分析学についてこんなことを言っている。 画家の生涯と制作との関連を調べる場合に、精神分析の助けを借りるのは、昨今ではほとんど一般のしきたりとなっている。というのも、芸術家の深層を探る…

グスタフ・カイユボット

なににしても、こんな題材を描いてもみようと思ったことが凄い! また、これが描けることにも感嘆する。 おが屑といい、床のテカリといい、常ながら思うのは、このように見たまま描ける画家の実力に本当に驚く。

ワシリー・カンディンスキー

見た目に分かりやすい具象画が実際に存在する何かを落とし込んでいるのに対して、抽象絵画は作家の内面など、目に見えないものを表現したもの! 5月だったか、抽象絵画に関する講義を2時間半ばかり受けて来たが、水面から顔だけ出している蛙のように小さくな…

ギュスターヴ・カイユボット

イエール・雨 パリの通り雨 印象派のフランス人画家、ギュスターヴ・カイユボット。 徹底したリアリズムを追求した絵画は常に見惚れる。 更にこの確かな遠近法。 本当に驚く! 因みにイエールとは川の名前らしい。

ロバート・フレデリック・ブルーム

1890年、33歳の時に来日し1892年まで2年3か月を日本で過ごしたらしいが、市井の風景をよく観察している。 画自体が否応なく自分を認めさせようと飛び込んで来る。 そんな画しか分からない。

Konstantin Korovinの世界

どんよりした雲 雨上がり 光る地面 疎らな人影 今日もあの人は来なかった 私を見つけて 明日 必ず私を見つけて 雑踏の中に細く消えているから

Denis Noletの世界

ジーン・ケリーじゃありませんが、まるで『雨に唄えば』のようなシーン。 しかし、映画では一人で踊っているので単なる私の妄想ですが、それにしても美しい!

ジョン・アトキンソン・グリムショー

ラファエル前派のイギリス人画家だが、どうよこれ! この奥行き、雨上がりなのか薄っすらと靄がかかって街全体が湿気に包まれ陰鬱な感じがするが、目を逸らすことの出来ない写実性に魅入る。 しかし、この遠近法、どうしてこんな事が出来るのだろうか? 信じ…

ヤクブ・シッカネーダー

西洋画では処刑、殺人、拷問、磔刑など死を題材にした絵画は多いが、この絵はどう見ても飛び降り自殺だろう。 アパートの上から飛び降りたものと思われるが、さて問題は、この絵が単なる想像画なのか、実際、その現場に立ち会ったのか、住民に説明している人…

首尾の松

広重の第61景 「浅草川首尾の松御厩河岸」(安政三年八月 夏の部) 船で吉原へ向う遊客がこの松を見て今宵の首尾を語り合ったのが由来らしいが、はて? 「船で吉原へ向う遊客」 つまり、今から吉原へ向かう訳だ。 最近では「首尾は上々」などという言葉もあ…

エドマンド・レイトン 休日(1900年)

世に絵画市場に於けるオークション価格ほど解からぬものはない。 ゴッホの「ひまわり」が58億円で落札された過去があるが、本人が存命なら、たった一枚の絵が売れただけで一生暮らしていけることになる。 生前には一枚しか売れなかったことを思うと、ゴッホ…

金山康喜

宮城まり子の本を読んでいる。 まだ、読了していないが気になったことがあるので書くことにした。 ある日のこと、出演中の日比谷芸術座から徒歩5分くらいの所にある画廊のウィンドウで見た絵の事が書かれている。 誰の個展かと確かめてみると金山康喜とある…

ベルニーニ

ベルニーニは17世紀に活躍したバロック芸術の巨匠。 まあ、驚くべき天才児で「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛された程で古代遺跡が残る古き都ローマは彼の手によって、壮大なスケール、絢爛豪華な装飾にあ…