居眠り狂志郎の遅読の薦め

喰う寝る読むだけの素浪人です

映画・役者関連

ゴッホ 最期の手紙

昔から思っていることだが、もし、宮沢賢治に天才性を認めるとしたら、彼の小説のネーミングにあると思うのだがどうだろう。 『銀河鉄道の夜』『よだかの星』『セロ弾きのゴーシュ』などどれも素晴らしい。 中でも私は『銀河鉄道の夜』のファンで、思えば小…

二枚目の疵 長谷川一夫の春夏秋冬 矢野誠一

私には長谷川一夫に対して以前から三つの疑問があった。 時代劇の七剣聖と言われる大河内傳次郎 · 片岡千恵蔵 · 嵐寛寿郎 · 阪東妻三郎 市川右太衛門・月形龍之介、そして長谷川一夫。 後輩の大川橋蔵、中村錦之助、東千代之介、市川雷蔵、大友柳太郎、近衛…

快傑ハリマオを追いかけて 二宮善宏

昭和の30年代、日本のテレビ界は専らアメリカ制作のテレビ映画に頼っていたが、喜んだのは父である。 洋画好きの父は、まるでテレビっ子のように夢中になり、解説付きでいろいろ私に話しかける。 35年頃になると、広告代理店の宣弘社なる会社が国産初のテレ…