戦国史

清須会議 三谷幸喜

三谷幸喜の作品は初めて読んだ。 別に三谷幸喜だからというのではなく、このタイトルに惹かれた。 『清州会議』 本能寺後の歴史書には必ずと言っていいほど登場する有名な会議だが、これまで『清州会議』だけを扱った本というのは見たことがない。 勿論、書…

へうげもの 古田織部伝―数寄の天下を獲った武将 桑田忠親

井上靖、晩年の作に『本覚坊遺文』という傑作がある。 あくまでもフィクションだが利休の弟子だった本覚坊が遺した文章を通して利休居士の死の謎に迫るという話しで87年に映画化されヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞している。 主演は奥田英二だが三…

宇喜多の捨て嫁 木下昌輝

下剋上と聞いて誰を思い浮かべるかと言えば、まず、斉藤道三と毛利元就だろうか。 その道三、かれこれ40年程前のこと、首が埋まっているという道三塚を見に行ったことがある。 長良川河畔での戦いで息子の義龍に破れ首を取られた。 対する元就は生涯を戦に明…

戦国武将の健康カルテ 渡辺敏樹

戦国時代の武将の死というと戦死、暗殺、毒殺、自害、討ち死になんていうイメージが強いように思うが、やはり圧倒的に多いのは病死でこの本読むとよく分かる。 当然のことながら乱世に生きる武将の生涯はストレスとの戦で、それは現代人とはまた異なる過重な…

鉄の首枷 - 小西行長伝 遠藤周作

一般的に過去を題材にした作品を書く人は歴史小説作家と時代小説作家に区分されると思っていたが解説者によると史伝作家と呼ばれる分野もあるらしい。 初めて聞いた! 徳富蘇峰、山路愛山、森鴎外、海音寺潮五郎、大岡昇平、吉村昭らが該当される作家だとい…