居眠り狂志郎の遅読の薦め

喰う寝る読むだけの素浪人です

外国文学

帰ってきたヒトラー 下 ティムール・ヴェルメシュ

う~ん・・・、何と言うか! とにかく、この小説は読むより映画で見た方がいいと思う。 そう簡単な作品とは思えない。 600頁近い大作で全編、ヒトラーの独白と言っていい。 それも政治哲学的な話しが専ら。 現代に現れたヒトラーは徹底的に「オレ文脈」での…

帰ってきたヒトラー 上 ティムール・ヴェルメシュ

ここ最近、評伝やノンフィクションばかり読んでいるので、たまには毛色の違ったものをということで選んだ本だったが。 何でも本作は空前の大ベストセラー小説で、42言語に翻訳され250万部を売り上げた作品で映画の観客動員数も240万人。 ということで上下巻…

初夜 イアン・マキューアン

実のところ、年間を通して何冊か読まなくてもいいような本を買ってしまう。 10ページほど読み進めるうちに「しまった」た思うのだが既に後の祭り。 今回の本も当初から嫌な予感がしていた。 小説でありながら殆ど会話らしきものがない。 会話の部分だけを合…

ケス 鷹と少年 バリー・ハインズ

時に外国文学というのは、いくら絶賛されていても、どうした訳か私には何ら響かないことが多々ある。 偏に、読み手の私の技量不足と諦めているのだが、今回の本、1968年に出版されるとたちまちベストセラーになり、翌年に映画化され、これまた大評判になった…

幸せなひとりぼっち フレドリック・バックマン

外国文学を読むにあたって、一番の問題となるのは訳者との相性かと思う。 今回の本、スウェーデン文学らしいが、過去、スウェーデンの小説なんか読んだことがあったかどうか! 日本でも多くの人に読まれ映画化もされているらしいが、どうも私にとっては感動…