愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

リンダ・ダーネル 1923年10月16日-1965年4月10日 41歳

アナタ、いつまでも美しいままですね! 私、初めてアナタを見たとき、メキシコ人かと思ったのですがアメリカ人なんですね。 酒場の女というイメージにピッタリで、一目惚れしたのを知っていますか。 そうそう、一番下の写真です。 『荒野の決闘』で、横にい…

上も極楽、下も極楽

明治28年10月6日、この日の伊予松山は快晴だった。 正岡子規は友人の漱石を連れ立ってこの寺に来た。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E5%8E%B3%E5%AF%BA_(%E6%9D%BE%E5%B1%B1%E5%B8%82)#/media/ 「宝厳寺に謁づ。一遍上人御誕生の霊地とかや。古往…

ジョン・メイラー・コリア 1850年1月27日-1934年4月11日 84歳

《ジョン・コリアの肖像》(1882年 - 1883年) 《チャールズ・ダーウィン》(1881年) 《リリス》(1892年) 《告白》(1902年) ラファエル前派の主に肖像画家。 この『告白』という作品、雰囲気出てますよね。 思うに、二人が夫婦だとしたら妻の方が夫に…

脇役本 増補文庫版 濱田研吾

人知れずと言っては失礼だが、新聞の死亡欄などに小さい写真で掲載される俳優さんの死亡記事を見ては、「あっ、この人知ってる。よく時代劇で見た人だ」なんていうことがある。 それまで名前さえ存じ上げなかった、まことに不勉強な私であって、知らないのは…

デュアン・オールマンのギブソン・レスポール

名曲「いとしのレイラ」のエレキギター 1億3300万円で落札の衝撃 ロック史に残る名曲「いとしのレイラ」などで故デュアン・オールマンが弾いたギブソン・レスポールのエレキギターが、このほど米ジョージア州メーコンで開かれた競売に出品され、驚きの125万…

荒馬と女 1961年

『荒馬と女』、観ただろうか。 写真奥からモンゴメリー・クリフト、マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル、イーライ・ウォラックです。 ある人によると、この後、イーライ・ウォラックを除く3人は天国へ旅立ったんですね、とあったが、その通りですね。 …

木谷千種 1895年(明治28年)2月17日 - 1947年(昭和22年)1月24日

《をんごく》1918年 「をんごく」は盂蘭盆に遠国(おんごく)から帰る祖霊を迎える遊戯唄のことで、子どもたちが列をなして歌いながら町内を練り歩く、大阪の夏を彩る懐かしい風俗と解説にあるが、書店でこの絵を見るとこんなことも書いてある。 「かつて自…

ジュール・ジョゼフ・ルフェーブル 1836年3月14日-1911年2月24日 (74歳)

《プリアモスの死》(1861年) (Odalisque(オダリスク)》 《ゴダイヴァ夫人》(1890年) 《ジャポネーズ》(1882年) 《真実〉(1870年) フランスの画家で《プリアモスの死》でローマ賞を受賞。 レジオンドヌール勲章も後年受賞している。 この中では《…

Bad Romance バッド・ロマンス

Bad Romance (From “Ricki And The Flash” Soundtrack) Bad Romanceはレディー・ガガのヒット曲だが、映画『幸せをつかむ歌』の中でメリル・ストリープがバンドを組んで自らギターを弾き歌っている。 彼女は本当に大女優だ! それを私の好きなハードロックグ…

有職読み

有職読み(ゆうそくよみ)と読む。 日本に於いて古来からの慣例に従い、漢字で書かれた語を特別な読み方で読むこととされるが、どうもよく解らない。 例えば、 藤原定家は一般的に「ていか」と読む。 つまり、諱だけは音読みで発音しているわけだが、本来の…

新発見 村山槐多

https://bijutsutecho.com/exhibitions/4267 22歳の若さで夭折した天才詩人画家の作品が、100点以上新たに発見された。 その大半は10代の少年時代の作品であるだって。 これは大発見だろう! 私は常々、空襲の惨劇を嘆くような記事を書くが、失われたものは…

鈴木晴信 1725年-1770年7月7日

江戸時代、神社やお寺は人気の観光スポットだったとか。 自然、客を目当てに境内には水茶屋も出来るというもの。 水茶屋というのは、一椀五文ほどでお茶や団子を出す出店のことで、今の値段では125円ぐらいらしい。 その客寄せのために置かれたのが看板娘。 …

訃報 ピーター・フォンダ

Steppenwolf - Born To Be Wild (Easy Rider) (1969) 今年は奇しくも『イージー・ライダー』が公開されてから50年。 早いものです。 2010年5月29日 、74歳で亡くなったデニス・ホッパーは、生前、自身を『イージー・ライダー』が撮影されたニューメキシコ州…

越中褌

人間の身につけるもので越中褌ほど俳味あるものはないよ。 この頃の男(やつ)どもはサルマタなんぞという怪しげなものを穿いているが、サルマタ・・・・、名前からして下劣じゃないか。 あんなものを穿いて平気でいるんだからキモッ玉が座らんのだ。 きんた…

ジミーとリズ

ジェームズ・ディーン 1931年2月8日 エリザベス・テイラー 1932年2月27日 なんだ、二人は一歳違いでジミーの方が年上だったのか! 私の見るところ、少なくともロック・ハドソンよりは相性が良かったのだろう思うね。 これらの写真を見ていると、リズの方は完…

九条武子

大正三美人の筆頭、九条武子、どうだろうかこのお顔。 以前、柳原白蓮については確か記事を書いているので省くが、今一人は林きむ子、または新橋の芸者江木欣々という説もある。 九条武子は京都西本願寺法主二十一世大谷光尊(伯爵)の次女で、実兄大谷光瑞…

ヴィクトル・ヴァスネツォフ 1848年5月15日-1926年6月23日 78歳

《自画像》(1873年) 《眠れる皇女》(1926年) 《アリョーノシカ》(1881年) 《パリ郊外の軽業師》(1877年) 《皇帝ベレンデイの宮殿》(1885年) 《岐路に立つ騎士》(1878年) ロシア象徴主義 イワン・クラムスコイを師匠と呼び。同窓生にはイリヤ・レ…

桜月夜

桜月夜~千年恋詩 谷村新司やさだまさしという人の書く詩は、本来あるべき姿を留め指すようで、無駄を省き、流行を追わず、日本人が育んできた美を今に歌うようで素晴らしいものだと思う。 例えば『桜夜月』という歌は、作詞:谷村新司 作曲:さだまさしだが…

シビル・シェパード 1950年2月18日-

30年以上も昔の話ですが、アナタ、『こちらブルームーン探偵社』というサスペンス・コメディの番組でブルース・ウィルス共演してましたよね。 それ以前の76年には『タクシー・ドライバー』にも出演してデ・ニーロとも共演してましたし。 ねえねえ、ひょっと…

小津安二郎 陣中日誌

左側が小津 小津日記の中に支那事変の件(くだり)、昭和14年1月13日の見ると。 今日から城外に慰安所が出来る。 金曜日がZで開店早々うちの部隊が当たる。 慰安券が二枚、星秘膏ゴムなど若干配給になる。 慰安券に曰く ・慰安所に於ける酒食を禁ず ・泥酔者…

Eddie Higgins Trio ♬ Dear old stockholm

Dear old stockholm - Eddie Higgins Trio マイルスが60年以上も前に、この曲を演ったということだが、そのあたりに関して私は全く知らない。 ただ、私にはもう少しソフトなエディ・ヒギンズのヴァージョンなら聴きやすくて落ち着きを心に宿せるのだが。 邦…

アンリ・バタイユ 『記憶』

大正3年に松井須磨子が歌って大ヒットした「カチューシャの唄」は作詞:島村抱月・相馬御風、作曲:中山晋平で芸術座公演、『復活』の劇中歌だが、脚色も島村抱月となっている。 然し、実は先にアンリ・バタイユが脚色したものを再脚色したものらしい。 その…

ハインリヒ・ロッソ(1843~1897)

《罪》 柵を隔て、修道士と修道女のセックスを描いているが、性的に抑圧された修道女が、本来の煩悩に負けてこのような行為に及ぶことも、あながち無かったとは言えまい。 態勢的にはちょっとキツイようだが、一時の欲望を満たすためにはこのぐらいは我慢し…

耽美頽唐

「かにかくに 祇園はこひし寝るときも 枕のしたを水のながるる」 祖父に薩摩藩士伯爵吉井友を持つ、「ゴンドラの唄」で有名な歌人吉井勇の作だが、石碑の後ろには白川が流れ、手前に石畳が敷かれている場所で昭和20年頃まで、この一帯には、お茶屋が立ち並ん…

八月十五夜の茶屋

1956年制作のアメリカ映画だが、この作品は見てないので何とも言えないが、日本側としては女優に京マチ子が出ているんですね。 右がマーロン・ブランド、左がグレン・フォード。 アメリカ軍政下の沖縄を舞台に、民主主義の定着と村の復興のために派遣された…

朝妝 黒田清輝

「朝妝」とは(ちょうしょう)と読むらしい。 「妝」とは「装う、化粧」のことで、今では使わない言葉ですね。その「朝妝」がこの絵のタイトルで画家は黒田清輝。 名前を見ただけで薩摩人と分る人物だが、黒田は本来法律を学ぶために渡仏したが、その才能は…

志賀直哉「蝕まれた友情」

志賀直哉に「蝕まれた友情」という64歳のときの短編があるらしい。 「君と初めて知つたのは幾つの時だつたらう。学習院の初等科五年の時だつたやうに思ふ。一緒に中等科に進んだ記憶があるから、十一か十二の時だ。今、君は六十五、僕は六十四だから、半世紀…

ペルーの異端審問 フェルナンド・イワサキ

日系ペルー人作家、フェルナンド・イワサキの本邦初訳作品で、中世南米ペルー副王領の首都リマで、異端審問沙汰となった性にまつわる数々の珍事件を、17の短編に再構成した異色の作品集。 異端審問といえば、一般には拷問・迫害・蒙昧主義のイメージが色濃く…

ジェーン・シーモア 1951年2月15日-

ジェーン・シーモアさん、私ね、貴女みたいな美人で上品な人がなぜ、こうも露出してしまうのか本当によく分からないのですよ。 そもそも女性には娼婦性があるから! 綺麗なところは見て欲しいから! 日本人の場合、よく知性が邪魔するなんていいますが、女優…

百代之過客

こよなく酒を愛した唐代の中国詩人、李白は『春夜桃李の園に宴するの序』の中でこんなことを言っている。 光陰者百代之過客 光陰は百代の過客なりと読む。 おそらく、それを知っていた芭蕉も『おくのほそ道』に曰く。 月日は百代の過客にして 行かふ年も又旅…